the old house
 

@Unu

2017

5/13-14
 

 

 

Tokyo Craft Market

人の手でつくられたものは、たとえ古くて壊れても何らかの形で直すことができます。そこに少し人の手を入れることでさらに価値を高める事ができます。これが日本の手仕事、伝統の技と素材によるクラフトの本質です。当社では、無くなりつつある古民家などで使われてきた陶磁器や漆器を丁寧に集め、熟練の職人たちによる漆の技で再生し、価値を高めて美しく魅せる取り組みに力を注いでいます。今回のTokyo Craft Marketでは、収集品の販売の他に熟練漆器職人の駒本長信氏をブース内に招き、漆による再生の実演をご覧いただきます。割れたり欠けた陶磁器の再生技術「金継(きんつぎ)」は、陶磁器を元の姿に戻すだけでなく、漆や金を使って美しく繕い、「景色」「アート」として新たな価値を与えます。また、美しい意匠ながら艶を失った数百年前の漆器は「磨き」という技法で見事に艶を取り戻し生き返ります。越前(福井県)の漆器産地で蒔絵師として活躍する駒本氏の美しい所作を、ぜひ目の前でご覧くださいませ。
また、ブース内にてお手持ちの漆器や陶磁器のお直しの受け付けもいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 
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About  " the old house "

 

越前は1500年の歴史を誇る日本最古の漆器産地。日本で盛んに漆が産出された時代、特に良質な漆が採れた越前では「漆掻き」技術が発達し、全国の漆掻き職人の半分を越前出身者が占めた。職人自身で食器に漆を塗ることからはじまり、浄土真宗による報恩講の来客へ漆器が頻繁に使われたことで産地が発展した。作り手が使い手のことを考えるものづくりの精神は時代がかわっても永く受け継がれ、越前は伝統漆器と現代漆器のそれぞれのつくり手、技、素材が共存する。

人の手で作られたものは、たとえ古くて壊れても人の手で直すことができる。ほんの少し人の手を入れることでさらに価値を高める事ができる。これが日本の手仕事、伝統の技と素材によるクラフトの本質。金継など漆の技でヴィンテージの陶磁器、漆器を再生し、さらに日本の古民家の再生まで、直して価値を高め、美しく魅せる取り組みに力を注いでいる。